【第4回CCS”予選全勝”構築】7世代ボルトガブハッサム【報告書在中】
ご無沙汰しております、てのりです。2ヶ月ほど前にポケモン対戦に復帰し、このたび発寒厨くん主催のポケモン対戦オフ”第4回CCS"に参加してきました。ていうか第1回CCSの開催が2011年なのに6年経ってもまだ第4回なんですね。
CCSの元主催であるちびすけさんの意志を継いで運営業務に奔走する発寒厨くん、かとぱんくんを眺めていると大変微笑ましい気持ちになりました。すぐ横で缶ビール片手にピザ食ってたちびすけさんとの対比が微笑ましさに拍車をかけていましたね。
ルールをざっくり説明しますと、3人1組のチームで各々が5世代(BW2)、6世代(ORAS)、7世代(SM)を担当し、メンバーの勝敗数でチームの勝ち負けを決める、所謂”団体戦”でした(団体戦という概念を知らないオタクの方々に向けて説明させていただきました)。
僕は7世代対戦を担当し、持ち前のブラフを駆使して予選個人全勝を達成。
チーム単位7勝1敗と良績をおさめ、ブロック1位抜けで決勝トーナメント進出となりました(決勝1回戦でボロ負けして泣きながら二次会に向かった)。
記事前半は構築詳細、後半は簡単なレポをどうぞ。
※カプ・ブルルの画像が無かったためわさビーフのロゴで代用(色味が似ていた)。
四捨五入すると積みサイクルです。みなさん舞ってますか。僕は舞ってます。
以下、さらっと個別解説。
(赤文字は努力値を入れている部分です)
◆ボルトロス(化身)
184-xx-130-145-101-135
ずぶといHBわるだくみ化身ボルト。いたずらごころの恩恵を存分に活かして優先度+1でHP調整をおこない、意図的にイアのみを発動させることができます。
このラインまでB方面を厚くするとAを削ってるボーマンダやハチマキ・つるぎのまい以外のナットレイなんかを無理やり起点にすることも可能。みがわりをうまく運用すればバシャーモも対面で持っていけるあたり優秀です。
特筆すべきはマンダへの安心感。後投げに毒を合わせられるケース以外ほぼ負けません。
183-182-106-xx-95-169
テッカグヤやエアームドなどに隙を見せない炎牙採用。カプ・ブルルでも止まらない上、ナットレイやハッサムの処理も高速化できます。レートでマッシブーン相手に火傷&怯みをいっぺんに引いて一瞬で無力化させた時はさすがに若干引きましたね。
詳しい運用方法は下記動画をご覧ください。
タスキを盾に強引に剣舞を積むシーンや、リザードンに後出しするシーンなど、アイテムありきの立ち回りをせざるを得ない状況が多々存在するので、つくづく強いポケモンに強いアイテムを持たせると強いという”当たり前の理屈”を再認させてくれるポケモンです。
でもよく考えたら「美味しいものの上に美味しいものを乗せると美味しい説」を狙ったアメリカの食べ物ってクソ不味いんだよなあ……。おかしいなあ……。
◆メガハッサム
145-222-161-xx-120-127
舞ってバレットパンチ打つ機械、以上。
ASぶっぱの狙いは覚えてません。ハッサムミラーの殴り合いで有利を取れたり、Sを甘えている中速ポケモンに先行トンボ打ってボルトやギャラに回したり、理論上いろいろできるはずですが舞ってバレパンを打ち続ける日々は僕から感情を奪いました。
◆メガギャラドス
171-227-129-xx-150-146
舞ってたきのぼりを打つ機械。以上。
僕は自分に厳しく、ポケモンにも厳しく接するスタンスを取っており、こおりのキバを外したギャラドスは戒めとして逃がしています。
161-xx-85-205-125-152
文句なしに強いので特に言うこともないんですけど、必中の無反動ジュエルオーバーヒートって5世代プレイヤーのイデアですよね。
ウルガの舞に合わせて出てくるステロダメ入りのカイリューをジュエルオバヒで吹き飛ばそうとしたら外して顔面真っ赤にしていたあの頃が懐かしい。
オバヒガモスって場合によってはハッサムに負けるもんな。弓切り式で必死に火を起こそうとしている縄文時代の人がチャッカマンを手にしたら多分同じ反応するんじゃないかと思います。
舞った後、スカーフ巻いてるテテフに上を取られてはお話にならないので良い子のみなさんは臆病ウルガモスを使いましょう。
なお、僕は個体を1つしか持っていないのでこの先も控えめを使い続けます。臆病スカーフテテフの使用者は全員速やかに死んでください。育成も孵化も面倒なので臆病ウルガ余らせてる方はぜひリース契約のほうよろしくお願い申し上げます。
161-181-135-xx-136-108
自分をビルドガッサだと勘違いしている精神異常者。
ビルドアップからのZばかぢからでナットレイやポリゴン2が落ちる。ギャラドスやキノガッサも起点にできる。ビルド積んで身代わりの残った状態で対面すればZばかぢからでバシャーモにも勝てたりするとんでもない猛牛です。
ポリゴン2との対面でビルドアップから入るため、D実数値をBよりも厚くして申し訳程度のDL対策をおこなっています。といってもビルド積んだ状態で対面したら相手のC上がっちゃうんですけどね。
グラスフィールドの回復量を稼ぐため”H実数値16+1”を維持しつつ、ウッドホーンの回復量も捨てがたく145と177の間を取って161にしてみました。この調整が生きたなーという経験は今のところありません。
CCSでの実戦ではシータくんのキノガッサを起点にみがわり→ビルドアップを展開したり、やきそばさんのポリゴン2をビルドZばかぢからで吹っ飛ばしたり、上に記載した通りの役目を全うしました。
詳しい運用方法は下記動画をご覧ください。
◆僕のチームメイト◆
桜のXT
本名は”登る夢”と書いて「登夢(トム)」。
以下トムと表記。第4回CCSに僕を誘った張本人。予選では5世代(BW2)を担当し、天命を味方に付け7勝1敗をおさめる。
ポケモンバトルと乳首がめちゃくちゃ弱い。
逆援助交際の経験があり、実体験にもとづいた自著「58歳の膣を濡らす22の方法」が好評発売中。彼について詳しく知りたい方は下記URLから当該記事をご覧ください。
らいず
稀に出没する「私ぃ、バトルとかよくゎかんなぃヶドぉ、ポケモン動画は見てまぁす。好きな実況者ゎぁ、ペリカンさんとライバロリさん♪♪♪」
とかツイッターで垂れ流し始めるゴミカス女とは違い、ポケモンを超やりこんでいる素晴らしい女の子。5,6,7各世代の対戦に対応可能なマルチタスク芸人でもある。ニコニコシンドロームのサブカルマンコ共はこの人の爪の垢を煎じて飲むべき。
今回は発寒厨くんの紹介で僕・トムのチームメイトとして参加。予選では6世代(ORAS)を担当していただきました。
なんの準備もしていないトムに構築ごと5世代のROMを貸し付けた救世主。個人戦績4勝4敗も、”彼女の構築”で5世代予選を勝ち進んだのは紛うことなき事実であり、よってトムの戦績を合算して実質11勝5敗だといえる。
てのり
僕。この物語の語り部。
最近「あやね」と名付けて可愛がっていたオナホールを壊してしまい、数日前にお焚き上げの儀を済ませたところ。失意の中、第4回CCSへと参加する。
射精する時は声が出ちゃうタイプ。
◆漏れのライバルたち◆
とげうなぎ
おそらく世界一ポケモンの上手いうなぎ。本名は前田。
僕の競馬仲間。覚えている限り、同じポケモン対戦オフに出た回数よりも友達を集めて一緒に競馬場に連れだった回数のほうが圧倒的に多い。
オヤシロのチームメイト。口癖は「リアル捨ててポケモンってよく言うけどさ、俺にとってはもうポケモンがリアルなんだよ」。
オヤシロ
とげうなぎのチームメイト。普段は神社に祀られている。
少年マンガの敵キャラによくいる無邪気に人を殺すタイプ。自ら手を下した死骸を前に「すっごい楽しかったのじゃ!」と笑顔を向ける。ひとたび下界に顕現するとはしゃぎすぎて街をひとつ壊滅させてしまう。趣味は麻雀と麻将(中国麻雀)。
交際して一年になる彼女が居るが、未だ性交渉に至っていない。そのため一部からは「チンチンが付いてないんじゃないか」と疑惑の目を向けられている。
語尾は「〜のじゃ」。
オヤシロ (@oyashiro_poke) | Twitter
ライバロリ
7世代の王。圧倒的なカリスマ性から男女問わず多方面にファンを持ち、メンヘラから幾度となく凸を食らうほどの人気者。だが僕からすれば二次会の会場でゴキブリの死骸を見つけてハシャぐヤベエ奴。日課はニコニコタレント・ハヤシさんのツイッターをスパブロすること。
ラグナロクかよ。
発寒厨
第4回CCS主催者。運営業務おつかれさまでした。
ポケモン対戦オフによくいる奇抜な髪型のやつ。頭髪を黒と金の”ツートンカラー”に染めているせいで、遠目だとYouTuberにしか見えない。ここでイジっても彼はどうせこの記事を読まないのでバレないはず。
口癖は「俺は強い」。
彼の使った並びは下記。後日詳細記事が上がったらURLを差し替えます。
まなてぃー
酒を主食とする女。東大卒。趣味は学歴で人をブン殴ること。
第4回CCS優勝チームメンバー。6世代(ORAS)対戦を担当し、決勝1回戦で僕たちのチームとマッチする。奇しくも”女同士の戦い”となったらいずとの決戦を制す。決め台詞は「次は偏差値を上げてかかってきな」。
まなてぃー (@midsummer_poke) | Twitter
かとぱん
第4回CCSスタッフであり第4回CCS優勝チームメンバー。運営業務お疲れ様でした。
5世代(BW2)対戦を担当し、決勝1回戦で我らがトムを秒殺した。好きな四字熟語は「豊田萌絵」。
本名は加糖パン太郎。無類の戦闘狂で、常に”強い相手”に飢えている。
作中では無惨に散ったトムの亡骸を鷲掴み「こんなんじゃ足りねえ、足りねえよ……」と言い、涙を流した。
van_lifefucker
第4回CCS優勝チームメンバー。
この物語の主人公。
最近の悩みは無理なダイエットが原因でのリバウンド。女子大生に囲まれたキャンパスライフを謳歌中で、ペニスの乾かない日々を送っている。
悲願のオフ優勝を達成し、衆目の中で安らかに成仏した。
van (@van_Lifefucker) | Twitter
ちびすけ
元CCS主催者。作中では故人となっている。
CCSの実権者であり、隠居してからはオフ会場の受付で参加者に名札と缶ビールを渡す役割を主に担う。第4回CCSにてゲリラに3DSを奪われ、パーティ内の持ち物を”するどいくちばし”や”がくしゅうそうち”などに変えられる。結果、構築の誤作動により落命。CCSの影に潜む陰謀の犠牲者となった(後の1015-鋭い嘴事件)。
西千葉のスラム街出身。彼が選定した二次会の会場はゴキブリも死に絶えるほどに劣悪。
彼が使用した”7世代対面”は下記リンクから。信条は「真の対面は退かない」。
biscuit-twister.hatenadiary.jp
だいあん
第二期OVA「二次会編」に登場。CCSで命を落としたちびすけに代わって二次会に参戦する。前作「【教訓】”性病リレー”のバトンを受けた友達の話」のメインキャスト。
トムのお守り役。呼吸するように酒を浴びる。春先に競馬で突発的に30万円儲けて以来、すこぶる金遣いが荒くなった。
口癖は「飲み」「飲みは?」「飲みね!」「飲み行こ」「飲もう」の飲み5段活用。
だいあんぴーす (@daian0721) | Twitter
→メガボーマンダは龍の舞を選択。「この出し方タスキウルガだよね?接触したくねえなあ」とプレミを誘い、返しのめざ氷で処理。そのまま降参を貰って勝ち。
頭の湧いたプレイングをやらかした自覚はありましたが、途中から対戦相手のやきそばさんと”だいあんのリア友同士”という共通点から意気投合。加えてその後、きっちり野良ダブルバトルで殺されたため許されたものだと信じたいところです。
「なあ、めざ草ってグラスフィールド効くよね? ……あっ、ボルトロス浮いてるからフィールド効かへんのやったっけ……?」とハッタリかまして勝利
→マンムーは後続のバシャーモに交代。こちらはめざめるパワーを選択しバシャに半減されます。
ここで”対戦に関してチーム内での相談を可とする”というルールを活かし、咄嗟に隣のトムに話しかけた言葉が上のやつ。言った後で「(いやいや、ボルトロスに草技入れるなら草結びしかないやん……)」と気づいたもののゴリ押しました。
これがハマったのか、相手チームに「めざ草……?マジで……?」と”不穏な空気”を与え、結果バシャーモで突っ張ってもらえたおかげでHBボルトロスでそのまま処理。裏のマンムーをハッサムでしばいて勝利しました。
何がアレかって、お相手チームのメンバーが「僕、てのりさんの動画毎度楽しみに見てますよ!」と言ってくださった直後にこのブラフ。「ああ、僕は人として終わってしまったんだなあ」としみじみ感じた対戦でした。
対戦相手のとげうなぎと府中牝馬ステークス(競馬のレース)の買い目を相談しながら対戦してたらなんか勝ってた。
対戦が終わった後、3人でスマホにかじりついて競馬観戦をしましたが、あえなく撃沈。僕・トム・前田合わせて合計2万円くらい溶かしました。この時点で「競馬で負けたぶんポケモンで勝つぞ!」というだらしなさすぎる闘志が芽生えました。
対戦相手のライバロリくんと汚ねえ金儲けの話を肴に対戦してたらなんか勝ってた。
積みサイクルvs積みサイクルで、お互いにプレミらしいプレミもなく、気づいたら対戦終わってた感があります。ライバロリくんには1次会終了後、二次会の会場である新宿までYouTubeの収益でキャリーしていただきました。 ありがとうございました。
vsシータくん。
初手のガッサをブルルで起点にして勝利。
なんか勝ってた。
「そりゃあケアするよ。アレな。アレでしょ。ケアするよーそりゃあ」とブラフで乗っかって勝利
→vs発寒厨くんの一幕。こちらのメガギャラドスのHPが3割削れており、発寒厨くんがジメンZじしんを打つかつるぎのまいを積むか択一で逡巡していた局面のこと。
「たぶん持ち物が”アレ(ジメンZ)”ってバレてますよね〜?」「てのりさんが”アレ”考慮して(一旦後続にバックして)ケアしてきたらマジで(ギャラ落とせなくて)負けるんだよな〜」という発寒厨くんの言葉にとりあえず乗っかったのが上述の言葉です。
ジメンZなどというアイテムなど知る由もない僕は即決でたきのぼりを選択。発寒厨くんのドリュウズが華麗に舞い始めるのを尻目にギャラで後続ごとドツいて勝利。なお僕は5世代の頃から鋼ジュエルドリュウズしか使ったことがなかったので”ジメンZがポピュラーである”という事実すら知りませんでした。
対戦相手のぱるうさんに通信対戦の方法を教えながら勝利
このように、どうしようもないプレイングをハッタリかましてもぎとった末の”全勝”なので、完成された構築と洗練されたプレイングで華麗に勝利!みたいなスマートさは微塵もありません。
CCSがチーム戦だったから自由な発言が許されたものの、これがもし個人参加の対戦オフなら「ただ単に独り言撒き散らしてるヤベエ奴」でしかないので人として実行不可能ですしね。
僕はまだ人でありたいので。
なので、この構築記事をご覧いただいたみなさまには「こいつまだこんな亡霊みたいなパーティでポケモンやってんのかよ」「ゴミみたいなブルル使ってんな、キノガッサでやれ」など、思い思いの感想を抱いていただければ幸いです。
最後に
苦情やご意見、質問、および”登場人物”への追加要望などがございましたら追って記載いたしますので、お気軽にお声がけください。